AI

Rectoly に、AI のちからを。タブレットの中で。

読み終えたあとに、時間のかかる作業が残ります。書き散らしたノートを整理すること、そして論文ごとに何をした研究なのかを書き出すこと。Rectoly は、その 2 つを手元の Android タブレットの中で動く AI に任せます。AI はあなたのノートを 1 文字も書き換えません。論文について書く文には、必ず出どころのページが付きます。そして、自分の API キーを使うと自分で選ばない限り、何も端末の外へ出ません。

Android タブレットの Rectoly。「論文を横断」に、たくさんの論文のノートが AI の付けた見出しごとに並んでいる

Android タブレットで撮った録画です。スマートフォンや E Ink 端末でも同じアプリが動きます。

使い方

こう使う

01

ノートを、トピックごとに

「論文を横断」を開き、コレクションかライブラリ全体を選んで、「AI で整理」をタップします。自分で書いたノート(ハイライトのコメント、付箋、テキスト)が、トピックごとの見出しの下に集まります。AI が書くのは見出しだけです。どのノートも書いたままで、論文名とページが付き、タップすれば論文のその場所が開きます。

Android タブレットの「論文を横断」で「AI で整理」を押し、モデルが処理したあと、見出しごとにノートが並ぶ。それぞれに論文名とページが付いている
02

研究テーマとして保存する

「研究テーマとして保存」をタップすると、ふつうの研究テーマになります。見出しの名前を変える、AI が置き間違えたノートを動かす、自分の文を足す、Markdown や Word に参考文献リスト付きで書き出す。Zotero 版なら Zotero のノートとして送ることもできます。どの見出しにも合わなかったノートは捨てずに、専用の見出しの下に残ります。

Android タブレットで、結果を研究テーマとして保存して開いたところ。アウトラインに見出しとノートが並んでいる
03

論文 1 本に、カード 1 枚

ライブラリのメニューから「論文カード…」を選び、対象の論文を選びます。論文ごとに、研究の問い・方法・データ・結果・著者が述べた限界を、AI がその論文の本文から、論文の言語で書き出します。どの文の終わりにもページが付き、タップすると、その文が引いた段落のページで論文が開きます。

Android タブレットでライブラリのメニューから「論文カード…」を選び、カードを作る。終わると、本文で確かめられなかった文の数が出る
04

文献レビュー表に、1 行 1 論文で

「表を開く」と、カードが表に並びます。1 行が 1 本の論文、列は 5 つ、どの文にもページ。「フォルダを共有」で、Markdown と CSV の表を表計算に渡せます。Zotero 版では、カードを論文の Zotero ノートとして保存すれば、Zotero を読むプラグインや道具からも見えます。

Android タブレットの文献レビュー表。1 行 1 論文、5 つの列、文の終わりごとにページ
05

本文と照らし合わせる

AI は論文の段落から書き、そのあと Rectoly が 1 文ずつ本文と照らし合わせます。引いた段落に無い内容や数値を含む文は捨て、いくつ捨てたかをカードに書きます。「著者が述べた限界」に載るのは、著者自身が書いたことだけ。論文が述べていない欄は、推測で埋めずに空のままにします。

Android タブレットで 1 本の論文のカードを開いたところ。欄ごとの文にページが付き、その下にカードが引いた段落の引用が並ぶ
06

タブレットの中で。あるいは自分のキーで

すべて、翻訳と同じ約 2.5 GB のモデルで、この端末の中で動きます。ダウンロードは一度だけで、ノートも論文もどこへも送りません。モデルを動かせない端末や、もっと強いモデルを使いたいときは、設定 ›「AI」で「自分の API キー」を選びます。OpenAI、Claude、Gemini、DeepSeek、OpenRouter、OpenAI 互換のサーバー、同じネットワークの Ollama や LM Studio。送るものを先に示し、確認してから送ります。

Android タブレットの設定 › AI。「処理する場所」で「この端末」が選ばれ、「自分の API キー」を選ぶと送る前の確認が出る
利用シーン

こんな場面で

関連研究を書くとき

書き始める前に、レビュー表を

コレクションの論文にカードを作れば、表はそのまま文献レビュー表の下書きになります。それぞれの論文が何を問い、どう調べ、どんなデータで、何を見つけ、何を限界と認めたか。どのマスからも、ページに戻れます。

20 本の論文に 50 のノート

自分のノートが、やっと整う

読みながら残したノートがトピックごとにまとまり、研究テーマとして保存されます。書き始める前に、議論の骨組みが見えています。AI の言葉ではなく、自分の言葉で。

査読中の論文や、未発表のデータ

AI の助けを、タブレットの中だけで

モデルは端末の中で動きます。査読に回ってきた原稿も、まだ誰にも見せていない草稿も、どの AI サービスにも送らずに整理し、カードにできます。自分のキーを選んだときだけ外へ送り、何を送るかは先に示します。

細かなところまで

書くのは見出しだけ
「AI で整理」はトピックに名前を付け、その下にノートを分けます。ノートの文は 1 文字も変えません。どこにも合わなかったノートは消えずに「どの見出しにも入らなかったノート」に入ります。見出しは、ノートの多くが書かれている言語で付きます。
どの文にもページが付く
カードの文は、根拠にした段落とページを示し、カードには引いた段落の引用が並びます。PDF を開かずに確かめられ、タップすればその場所で論文が開きます。
照らし合わせでできること、できないこと
照らし合わせで落とせるのは、引いた段落に無い内容と数値です。文が段落を正しく読み取っているかまでは保証できません。大事なところは、ページを開いて確かめてください。
翻訳と同じモデル
約 2.5 GB のモデルを Rectoly 自身のサーバーから一度ダウンロードすると、翻訳・「AI で整理」・論文カードの 3 つがオフラインで動きます。動かすには、メモリがおおよそ 8 GB 以上の端末が要ります。ほかの端末で作ったカードは、どの端末でも見られます。
自分の API キー
設定 ›「AI」で「自分の API キー」を選ぶと、段落とノートは端末から選んだ提供者へ直接送られます。Rectoly のサーバーは通りません。キーはこの端末にだけ保存され、料金は提供者から請求されます。送る前に、送る量の目安を示して確認します。
カードは論文と一緒に移動
手書きを Zotero・Mendeley と共有する設定がオンの間、個人ライブラリの論文のカードはその論文の手書きと一緒に保存され、ほかの端末の Rectoly にも表示されます。モデルの無い端末でも見られます。
新しい論文にも、望むなら
「新しく入った論文にもカードを作る」をオンにすると、この端末に入った論文に、充電中で熱くないときにカードを作っておきます。
買い切りに含みます
「AI で整理」と論文カードは、買ったアプリの一部です。14 日間の無料トライアルの間も使えます。チャット画面も、回数ごとの料金もありません。自分の API キーを使うときの提供者の料金は、ご自身の負担です。

Android のスマートフォン・タブレット・E Ink 端末でも

同じライブラリ、同じ注釈で読めます。アプリはこのサイトからダウンロードでき、1 回の購入で iPad・Windows・Mac・Linux とあわせて使えます。