AI

Rectoly に、AI のちからを。原稿を書くパソコンで。

たまったノートと文献レビュー表は、読むことと書くことのあいだにある仕事です。その最初の一周を、原稿を書くパソコンに任せられるようになりました。Rectoly は AI を自分のパソコンの中で動かします。ノートを 1 文字も変えずに見出しの下へ分け、論文ごとに、どの文にもページの付いたカードを書きます。自分の API キーを使うと自分で選ばない限り、何もアップロードしません。

パソコン版 Rectoly。「論文を横断」に、たくさんの論文のノートが AI の付けた見出しごとに並んでいる
パソコン版 Rectoly。「論文を横断」に、たくさんの論文のノートが AI の付けた見出しごとに並んでいる
使い方

こう使う

01

ノートを、トピックごとに

「論文を横断」でコレクションかライブラリ全体を選び、「AI で整理」をクリックします。論文をまたいで書いたノート(ハイライトのコメント、付箋、テキスト)が、トピックごとの見出しの下に集まります。AI が書くのは見出しだけです。どのノートにも論文名とページが付き、クリックすれば論文のその場所が開きます。

パソコンの「論文を横断」で「AI で整理」を押し、モデルが処理したあと、見出しごとにノートが並ぶ。それぞれに論文名とページが付いている
パソコンの「論文を横断」で「AI で整理」を押し、モデルが処理したあと、見出しごとにノートが並ぶ。それぞれに論文名とページが付いている
02

研究テーマとして保存し、論文の横に

研究テーマとして保存すれば、ほかのテーマと同じように論文の横に開けます。見出しの名前を変える、ノートを良い場所へドラッグする、自分の段落を足す、Markdown や Word に参考文献リスト付きで書き出す。Zotero 版なら Zotero のノートにも送れます。どの見出しにも合わなかったノートは、専用の見出しの下に残ります。

パソコンで、結果を研究テーマとして保存して開いたところ。アウトラインに見出しとノートが並んでいる
パソコンで、結果を研究テーマとして保存して開いたところ。アウトラインに見出しとノートが並んでいる
03

論文 1 本に、カード 1 枚

ライブラリのメニューから「論文カード…」を選び、対象の論文を選ぶと、1 本ずつカードができます。研究の問い・方法・データ・結果・著者が述べた限界を、その論文の本文から、論文の言語で。どの文の終わりにもページが付きます。Windows・Linux では、読んでいる論文のカードがサイドパネルのタブに入ります。

パソコンでライブラリのメニューから「論文カード…」を選び、対象を決めてカードを作る。終わると、本文で確かめられなかった文の数が出る
パソコンでライブラリのメニューから「論文カード…」を選び、対象を決めてカードを作る。終わると、本文で確かめられなかった文の数が出る
04

文献レビュー表

「表を開く」と、1 行 1 論文、5 つの列、どの文にもページの表が開きます。文をクリックすると、その文が引いた段落のページで論文が開きます。同じ表が review-table.md と review-table.csv、論文ごとのカードのファイルとしてフォルダに書き出され、表計算やノートにそのまま使えます。Zotero 版では、ページが Zotero でその PDF を開くリンクになり、カードを Zotero のノートとして保存できます。

パソコンの文献レビュー表。1 行 1 論文で、文の終わりごとにページが付き、文を押すと論文がその段落の場所で開く
パソコンの文献レビュー表。1 行 1 論文で、文の終わりごとにページが付き、文を押すと論文がその段落の場所で開く
05

本文と照らし合わせる

AI は論文の段落から書き、そのあと Rectoly が 1 文ずつ本文と照らし合わせます。引いた段落に無い内容や数値を含む文は捨て、いくつ捨てたかをカードに書きます。「著者が述べた限界」に載るのは、著者自身が書いたことだけ。論文が述べていない欄は、推測で埋めずに空のままにします。

パソコンで 1 本の論文のカードを開いたところ。欄ごとの文にページが付き、その下にカードが引いた段落の引用が並ぶ
パソコンで 1 本の論文のカードを開いたところ。欄ごとの文にページが付き、その下にカードが引いた段落の引用が並ぶ
06

このパソコンの中で。あるいは自分のキーで

翻訳と同じ約 2.5 GB のモデルを一度ダウンロードして使います。Windows・Linux ではグラフィックスカードで、Mac では Apple シリコンで動きます。向いたカードの無いパソコンや、もっと強いモデルを使いたいときは、設定 ›「AI」で「自分の API キー」を選びます。OpenAI、Claude、Gemini、DeepSeek、OpenRouter、OpenAI 互換のサーバー、同じネットワークの Ollama や LM Studio。送るものを先に示し、確認してから送ります。

パソコンの設定 › AI。「処理する場所」で「この端末」が選ばれ、「自分の API キー」を選ぶと送る前の確認が出る
パソコンの設定 › AI。「処理する場所」で「この端末」が選ばれ、「自分の API キー」を選ぶと送る前の確認が出る
利用シーン

こんな場面で

関連研究の締め切りの週

レビュー表を、Word の横に

コレクションにカードを作って表を開けば、文献レビュー表の下書きが原稿の横に出ています。どのマスからも、ページに戻れます。

タブレットで読み、パソコンで整理

ソファで書いたノートが、机の上で整う

iPad や Android のタブレットで残したノートは、パソコンの「論文を横断」にもあります。ここで整理すれば、そのテーマがそのまま書くときのアウトラインになります。

クラウドに出せない仕事

データ管理計画に、AI サービスを足さない

モデルも論文もノートも、このパソコンの中に残ります。データ管理計画に足す第三者はありません。研究室で承認済みの提供者があるなら、そのキーを使い、何が送られるかを確かめながら使えます。

細かなところまで

書くのは見出しだけ
「AI で整理」はトピックに名前を付け、その下にノートを分けます。ノートの文は 1 文字も変えません。どこにも合わなかったノートは消えずに「どの見出しにも入らなかったノート」に入ります。見出しは、ノートの多くが書かれている言語で付きます。
どの文にもページが付く
カードの文は、根拠にした段落とページを示し、カードには引いた段落の引用が並びます。PDF を開かずに確かめられ、クリックすればその場所で論文が開きます。
照らし合わせでできること、できないこと
照らし合わせで落とせるのは、引いた段落に無い内容と数値です。文が段落を正しく読み取っているかまでは保証できません。大事なところは、ページを開いて確かめてください。
必要なもの
モデルは翻訳と同じもので、約 2.5 GB を Rectoly 自身のサーバーから一度ダウンロードします。Windows・Linux は AVX2 対応の 64 ビット x86 プロセッサとメモリ 8 GB、速く動かすには Vulkan 対応のグラフィックスカード。Mac はメモリ 8 GB 以上の Apple シリコン。ほかの端末で作ったカードは、どの端末でも見られます。
自分の API キー
設定 ›「AI」で「自分の API キー」を選ぶと、段落とノートはこのパソコンから選んだ提供者へ直接送られます。Rectoly のサーバーは通りません。キーはこのパソコンにだけ保存され、料金は提供者から請求されます。送る前に、送る量の目安を示して確認します。
カードは論文と一緒に移動
手書きを Zotero・Mendeley と共有する設定がオンの間、個人ライブラリの論文のカードはその論文の手書きと一緒に保存され、タブレットの Rectoly にも表示されます。モデルの無い端末でも見られます。
新しい論文にも、望むなら
「新しく入った論文にもカードを作る」をオンにすると、新しく入った論文に、電源につないでいて熱くないときにカードを作っておきます。自分の API キーで作るときは 1 日 20 本までで、別に確認してからです。
AI を使わない表も、そのまま
各節の冒頭を AI なしで並べる「節の比較表」は、これまでどおりあります。論文を読んで書くのが、論文カードです。
買い切りに含みます
「AI で整理」と論文カードは、買ったアプリの一部です。同じ購入で Windows でも Mac でも Linux でも、iPad でも Android でも使え、14 日間の無料トライアルの間も使えます。チャット画面も、回数ごとの料金もありません。自分の API キーを使うときの提供者の料金は、ご自身の負担です。

14日間、すべての機能を無料で

Windows でも Mac でも Linux でも、14日間はすべての機能を無料で使えます。その後は買い切り。同じアカウントの端末すべてで使えます。